研修会には学生約60名と社会人アドバイザー28名が参加し,学生支援センターの宇賀田栄次准教授による進行のもと4回のセッションに分けて行われ,各セッションごとに社会人1名に対し学生2~3名が入れ替わる方式で行われました.学生はインターンシップでの体験による気付きや学びを整理しつつ,論理立てて他者に説明する練習をしました.また,先輩社会人からの質問に答え,いただいたアドバイスに真剣な表情で耳を傾け,メモを取る姿も見受けられました.
参加した学生からは,「インターンシップを通じて自分がこの会社にどう貢献できるかという意識が重要だと分かった」「伝えたいことや言葉が出ないことがあり論理的に話すことの難しさを実感した」「主張と理由,経験を効果的にシンプルに話すために普段の会話から気をつけたい」「研修会を通じてこれまで関心のなかった業界や職種に興味を持つことができた」との感想があり,社会人アドバイザーからは「どのようなインターンシップが良かったのか,この時期に学生がどんなことを考えているのかなど,本音の部分も聴くことができた」「インターンシップを通じて様々な視点から企業を見ていることがわかった」といった声が聞かれ,充実した研修会となりました.