講義では,学生時代に携わった「空き家改修プロジェクト」の体験談や,東伊豆町に移住を決め,地域おこし協力隊として本格的に地域づくりに取組んだ経験から現在の活動について,「ダイロクキッチン」を中心としたイベント展開のほか,人材マッチング拠点の設立や漁港のにぎわい創出事業などの取組を紹介いただきました.
地域を支えようと頑張る人たちの思いは地域によってそれぞれで,その地その地のドラマがある.地域づくりとは何かと言う問いへの答えは現地にこそある.現地を訪ね,地域で活動する方々と話してみてほしいとメッセージを送られました.
また,8月6日(火)は,静岡市駿河区地域総務課の望月大輔氏と石井克佳氏が講師を務め,「駿河区の魅力を知る!」「駿河区のハザードを知ろう!」をテーマに講義を行いました.
講義では,駿河区内のエリアごとの特徴や観光資源について,また区の災害・防災情報について映像を交えながら紹介いただき,本学静岡キャンパスがある駿河区について再発見できる内容でした.
今後のフィールドワーク活動では,その地域の魅力だけではなく,災害等の情報もよく知ったうえで,地域の方々と対話をしながら関わりを持ち,人間力をつけて地域で活躍できる人になってほしいとのメッセージがありました.
講義に参加した学生は,真剣な眼差しで聴講しました.